医療事務の収入と待遇【人材派遣・派遣社員の場合】

収入

  1. 時給1000円1500円 ※通常の医療事務業務
  2. 時給800円〜900円 ※レセプト時期のみ勤務するレセプト要員

待遇

  1. 社会保険 ※条件を満たしている場合、派遣元の社会保険に加入できます
  2. 有給休暇 ※条件を満たしている場合、派遣元の有給休暇が取得できます
  3. 昇給 あり
  4. 賞与 なし
  5. 交通費はほとんど支給されません ※一部上限が決められて支給される派遣会社もあります
  6. 残業代 全額支給 ※働いた時間数支払われます
  7. 各種資格手当て ※派遣先・元の規定による

休日

正社員同様、医療機関で定められた休診日や、1ヶ月に6日休みを取る4週6休体制。もしくは契約期間・条件による。

勤務時間

フルタイムでの派遣契約の場合、正社員同様外来受付が始まる30分前が一般的な始業時刻となります。基本的には始業時間も終業時間も契約で取り決められた時間となりますが、多忙となるレセプト時期などは残業も必要となります。レセプト要員として契約された派遣社員は決められた時間が勤務時間となります。

まとめ

 派遣社員は正社員やパート、アルバイトスタッフが医療機関から直接雇われるのと違い、人材派遣会社から医療機関へ派遣されて契約期間勤務することになります。派遣社員は医療機関と雇用契約を交わすのではなく、派遣元である人材派遣会社と雇用契約を結びます。そして人材派遣会社が医療機関と業務契約を結びます。 ( 参考: 人材派遣会社を賢く利用する方法

  医療機関における派遣社員の採用目的・契約条件は、通常の医療事務の業務としての契約と、月末月初のレセプト専門要員や年度末決算の要員としての忙しい時期に限った契約があります。レセプトのみ集中して行うレセプト要員の時給は、通常の医療事務全般の業務より安い時給設定となっています。

  また紹介型派遣といって、のちのちはその医療機関で正社員として働きたいという前提で派遣され、契約期間満了後、派遣先の医療機関と派遣されたスタッフ両者の合意があれば、医療機関の正社員として採用されるという契約もあります。正社員を望む人はまず紹介型派遣からアプローチする方法もあります。

  収入の面ではパートやアルバイトよりも優遇されており、たとえば1200円の時給で1日8時間・1ヶ月22日正社員と同じフルタイムの時間数働いた場合、20万円を少し上回る程度と月収で見たら正社員のお給料より貰える額が大きくなります。

  しかし、待遇面で派遣社員にはボーナスも交通費も支給されないため年収で考えなければいけません。また医療機関の経営状態が悪化した際に真っ先に削られるのは派遣社員やパートスタッフにかかる人件費であることを理解しておかなければいけません。

 あなたが働いている医療機関が経営困難な状態に陥ったときにでも、あなたに抜けられると困る、何とか残せるように派遣先である医療機関に思ってもらえるような正確で迅速な業務処理能力や専門知識を磨いておくよう心がけることも大切です。