勉強になった、身に付いた、うれしかった事

勉強になった事、身に付いた事

 医療事務をしていると、どんな診療科ででも病気や薬、治療などの知識が身に付きます。これは私生活でも大いに役立っています。健康保険についてもかなり勉強になりました。「健康保険適用外の治療」があるのは知っていますが、一般的に流布している情報と実際は異なる点が多く、正しい知識を持っていないと損をすることもあります。

  患者さんへの対応を通してでは「どんな職種でも基本は同じなのだ。」という事を学びました。相手がいて、こちらの仕事があるのです。就職後の研修で某デパートの新人研修に参加させられ、疑問に思いましたが、参加してみて納得しました。

 病院ですので「いらっしゃいませ。」「またのお越しをお待ちいたしております。」とは言いませんが、その他の応対については医院での患者さんへの応対と一緒だったのです。そして、絶対口には出してはいけないのですが、「患者さんはお客様として。医療はサービス業として。」というが一番勉強になった事です。

うれしかった事、悲しかった事

 医療事務でうれしかった事は、これは全ての病医院に当てはまる事ではないのでしょうが、昇給が早いという事です。求人では年一回との事でしたが、仕事を覚えるたびに手当てが付きました。働き方の相談ができるという事もうれしかったです。

 「子供が小さいため、フルタイムで就職はしましたが、一年間だけ午前中のパートのみにしたいのですが。」と相談したり、逆に「子供の手が離れたから、フルタイム勤務をしたいのですが。」など、希望を言う事ができました。もちろん、全ての希望が通るわけではありませんが、他の職業に比べて融通がきくのは確かです。

  悲しかった事は、年末年始とゴールデンウィークの休みが少ない事でしょうか。レセプトの提出が毎月10日までなので、医院の診察は休業していても医療事務は出勤して、レセプト業務をしなければいけないのです。

 患者さんからの理不尽な扱いというものもありましたが、これは仕事を続けるうちに慣れました。健康保険について、特に高齢者医療についてコロコロ内容が変わったり、診療報酬の改定が数年ごとにあるので「資格は一生ものだけど、医療事務についての勉強も一生ものなんだな。」とは思いました。

これから医療事務を目指す人へ

 医療事務は、個人医院、大きな病院、その他への就職と大きく3パターンあります。どれも医療事務と呼ばれますが、雇用形態、仕事の内容は大きく異なります。

 個人医院はどちらかというと「接客業」の面が大きいです。大きな病院では、一日中コンピューターとにらめっこなんていう日もあります。「医療事務の仕事は就職した現場で千差万別」という事も踏まえておかなければ、就職後「医療事務ってこんな仕事なの?!」という事になります。

 どんな病医院でもレセプトに関しては必ずある業務ですし、医療事務の資格試験もこのレセプトに重点を置いているものが多いです。

 資格取得の勉強と並行して、個人医院と大きな病院と、どちらの業務内容が自分に合っているのかを考えると、資格取得後の就職活動がスムーズかつ確実なものになると思います。