医療事務の仕事を目指した理由(Xさん)

 私が医療事務という仕事の存在を知ったのは、高校2年の頃、進路を決めなくてはいけない時期でした。小学生の頃は看護師になりたかったのですが、中学高校ととにかく看護学校受験に必要な理数系科目ある分野が苦手になり(生物は好きだけど、物理は全く駄目でした)、看護師への道はあきらめました

 それでも医療関係の仕事に、特に病院にかかわる仕事に就きたくてあれこれ調べていると、専門学校のパンフレットに医療事務の学科がありました。私のかかりつけの医院は、小さな外科でお薬も会計も看護師さんがやっていたので、それまで医療事務という職業があると知りませんでした。

 この専門学校は入学試験というものが無く、ニチイ学館と言う大手医療事務講座の会社と提携していて、しかも医療事務について資格取得のみに重点を置かず、総合的に勉強でき、就職サポートがしっかりしている学校でした。

  また、当時は平成の大不況の入り口で、「就職氷河期」が始まっていました。そんな中、「病院はつぶれない」という事と、大きな病院に勤務する医師たちの過酷な労働状態から「開業医が増えている」という事を聞いていました

  「自分が進みたかった業界、苦手分野が必要ない、就職難に強い、資格は一生もの。」今思えば、この4点が医療事務を目指した最初のきっかけだったと思います。

  専門学校は学習期間が2年間あったので医療事務だけでなく、他の職業に就く選択肢もありました。しかし、学校の就職センターへ来る求人の数やその求人内容(就業時間や休日など)を見たり、全国どこでも働ける医療事務独特の就業形態なども魅力となりました。

 私は女性ですから、結婚や出産と言った事も視野に入れて就職を考えていました。医療事務の仕事内容知っていくうちに

「産休や育児休暇が取りやすい。もしくは、一度離職しても復帰しやすい職業」
「子供がいても働きやすい職業」

という事が分かり、ますます医療事務が魅力的に感じられました。 私は「長い人生において、この資格・職業は一生私を支えてくれる。」と思ったからこそ、医療事務の資格取得を目指し、医療事務の職に就く事を選んだのです。

※看護婦へのあこがれから、医療事務の仕事にシフトされたXさん。結婚や出産なども視野に入れて、医療事務を選ばれたことがわかります。次ページでは、Xさんによる日常業務の内容へと続きます。