医療事務講座の受講について(Yさん)

 資格を取るにあたり、ニチイ学館の医療事務講座を通学で受講しました。結婚に伴い退職していたので、週二回、昼間のクラスを選択。働いている人のために夜間や土曜週一回のコースもあるとのことでした。受講期間は3ヶ月ですが、これも1.5ヶ月の短期コースがあるそうです。

  教室は駅と直結したオフィスビルの中です。1クラスはおよそ10名でした。女性が多いですが、男性も2人いました。年齢は20代〜30代前半くらいの人が多いようでしたが、中にはもう少し年上の方も。

  講義はテキストに沿って進められます。このテキストは資格試験の際に持ち込みで使うため、マーカーやインデックスで重要事項が判りやすく見つけやすいようにします。どこをチェックすれば良いか、どのようにすれば使いよいかということを細かいところまでしっかり教えてもらえ、これは実際試験の時に非常に役立ちました。

  やや複雑な薬価や加算などの保険点数計算も丁寧に教えてもらえますし、疑問点があればその日の講義の後で質問することもできます。講座の後半には試験を想定した演習問題と解説が繰り返し行われるなど、資格試験へ万全の態勢で臨めます。

  介護が必要な家族がいるなど、何らかの理由でどうしても通学が無理であれば通信制でも本人の努力次第で良い結果が得られると思いますが、できれば通学制で受講するのが資格試験合格への近道だろうと感じました。筆者が通っていたクラスには妊婦さんもいました。

 筆者にも後に子どもが生まれて解りましたが、生まれてしまうと赤ちゃんの預け先がなかったり、あっても母乳で育てていると頻繁に授乳があったりで大抵の人は通学は難しいはずです。現在妊娠していてもし医療事務の資格を取ることを考えているなら妊娠中に通学、資格取得というのも一つの手です。

  また、同じクラスの受講生とは顔なじみになり(先の妊婦さんもそうです)交流が生まれることもあります。仲間と楽しく情報交換したり息抜きしたりしたい、という人にも通学制はお勧めです。逆にそういう人間関係が煩わしい、という人も心配は要りません。半数以上の人は講義が終われば誰とも言葉を交わすことなく席を立ちます。

  なおこの医療事務講座は雇用保険の教育訓練給付金制度の対象ですので、雇用保険の被保険者期間が通算3年以上などの条件を満たしていれば受講料の一部が給付されます。求職中の方など、利用するとお得です。(ニチイ学館の場合、通学制・通信制共に対象です)

メディカルクラークの資格概要

 財団法人日本医療教育財団が実施する「医療事務技能審査試験」に合格すると、「メディカルクラーク」の称号が付与されます。

  医療事務技能審査試験では医療保険制度や診療報酬請求業務(レセプトチェック)、医事業務(患者接遇を含む)などの技能を審査されるため、これに合格した証であるメディカルクラークは、診療報酬請求業務や受付業務など医療事務として求められる能力を有していることを証明するものとなります。

  また医療事務技能審査試験には30年以上の歴史があり、受験者数も年間約5万人と、医療事務関係としては国内最大規模です。 ニチイ学館の医療事務講座を受講すると、この医療事務技能審査試験の2級合格を目指すことになります。合格すると2級メディカルクラークです。